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保健所で保護猫(子猫)を譲りうけるまで その2

前回:保健所で保護猫(子猫)を譲りうけるまで その1

猫が欲しいと電話する

月曜日の朝9時くらいに保健所へ「猫が欲しい〜」と電話しました。
電話に出た職員の方は、堅苦しい役人風の喋り方で、猫を快く譲渡してくれない雰囲気でした。
まず、ホームページに出ている管理ナンバー〇〇の猫が欲しいと伝えると、まずは猫を実際見てから譲渡だということでした。それもそうです。いきなり、猫を譲渡し、譲渡後に気が変わって捨てられたら困りものです。
そこで、突発的に猫が欲しくなって電話したのではないこと。これまでホームページをチェックし続けており、2ヶ月前の二週間くらいでホームページから消えた茶トラが良かったことなど、これまで思っていた猫への気持ちを伝えました。
そうしたところ、「まぁ実際見て判断して」ということで保護猫と面会することとなりました。
そこで、保護猫がいる保護施設の住所を伝えられました。そこは市街地から離れた山の中です。舗装路ではなく、林道で行かなければならない場所にありました。

また、猫を入れるキャリーバッグはあるのかと聞かれました。そのとき私は段ボール箱で十分だと考えていましたが、段ボールは直ぐに穴を開けられ、中から猫が飛び出してダメということで、キャリーバッグがなければ譲渡できないという話でした。そこで、保護施設に車で向かう途中でペットショップのような店を探し、キャリーバッグを購入しようと考えました。

猫の保護施設に到着

車のナビに保護施設の住所を入力し、車を走らせます。
2時間ほどで約束の時間ギリギリに保護施設に到着しました。
残念ながら、途中にペットショップを発見することができませんでした。
猫の入れ物がないため「出直しか・・」と思う反面、猫との初対面にワクワクしてしまいました。

保護施設は二重に有刺鉄線が張ってあり、動物を脱走させない作りでした。施設の大きさは、4畳半二間の小屋といった感じです。犬の鳴き声が聞こえてきます。
保護施設の入り口に高齢の方が草むしりをしており、その方に保護猫の件をつたえると、「待ってました」と保護施設の中へ案内されました。
その保護施設のドアを開けるとお目当の猫と兄弟猫、最近保護した猫の数匹が施設内の部屋を元気に歩き回っていました。

猫を観察し、猫を選ぶ

保護施設の中にはもう一人職員の方がいて、「ようこそ!」という感じで席に案内されました。
お目当の猫は直ぐに分かりました。
そこで、この猫を気に入っていると伝えると、いろいろ教えてくれました。

・兄猫と違っておとなしいから飼い易いだろう。
確かに兄猫に比べればおとなしいのですが、元気ありすぎです。

・妹猫はやめたほうがよい
鍵尻尾の妹猫がいたのですが、体が弱く、風邪を引き続けているそうで、はじめて猫を部屋飼いするのであればやめた方がよいということでした。

・兄猫は高齢者がいる家庭には向かない
兄猫はとにかく元気で、施設内を走り回っていました。職員の方も、高齢者がいると手を余し、苦労の種になるため避けた方が良いとのことでした。

ということで、1時間ほど保護施設で書類を書いたりしながら猫と戯れました。
この兄弟猫は、高速道路のパーキングエリアに段ボールに入れて捨ててあったそうです。事故にならなくて良かった。
あと、猫の譲渡には、運転免許証などの身分証明書と認め印が必要になります。

猫の飼い方を聞く

保護施設のでは猫を飼うときの説明がありました。
本格的に猫を飼うのは初めてだったので、メモを取りながらレクチャーをうけました。
・餌はカリカリか猫缶にして、それ以外は与えないように
・ちゅーるは与えすぎに注意
・しつけのときにマタタビを使う
・トイレは完璧だから、教える必要なし
・冬は湯たんぽがあったほうがよい
・猫風邪をひくと思うから、目やにが出たらはやく動物病院へ
・外に脱走したらほぼ戻ってこない。見つかっても妊娠している

いろいろ為になる話でしたが、残念ながらトイレでウンチをするものの、ウンチを足で転がすことは教えてもらえず、自宅に連れて帰ってから判明しました。

猫を引き取り、保健所へ向かう

猫を引き取るにあたり、キャリーバッグがないということをつたえると、小屋の奥からボロボロのケージを職員の方が持ってきました。
「これに入れてけばOK」
すごくボロボロでしたが、自宅へ運ぶという目的は達成できます。
ケージに猫をいれようとすると、先に兄猫が入っていました。「2匹はどう?」と冗談交じりに言われました。
車にケージを積み込むと、高齢の職員の方からカリカリを一袋いただきました。
「猫をもらってくれてありがとう。カリカリは獣医には内緒ね」
保護施設のかた二人に礼を述べ、保健所へ獣医との面談に向かいます。
猫をもらった後に面談です・・・・。

保健所は保護施設から車で10分ほどでそれほど離れてはいません。
保健所に行くのは初めてでしたが普通の役所と何ら変わりない感じがしました。

保健所の窓口で電話で話した獣医と面談です。
猫の飼育方法などが書いてある冊子や書類を渡され、しつけの方法などレクチャーをうけました。
もらった猫はメスのため避妊手術についていろいろ教えてもらいましたが、手術自体の危険度は低いそうで、絶対に避妊手術はやってくれとのことでした。

保護施設と保健所とで、朝に電話した時は当日に猫を渡すことは不可能というニュアンスの話だったため猫を譲ってくれるのか半信半疑でしたが、たぶんOKなのでしょう。なんとなくグデグデな対応でしたが、結果的にタメになる話も聞け、良かったと思います。

車で自宅へ

車で猫とともに自宅へ向かいます。
時間にして3時間。
保護施設を出発して2時間鳴き続けていました。
途中のコンビニでソーセージやちくわを購入し、信号待ちのたびにケージの隙間から猫に餌を与えたら少しづつ落ち着いてきて、途中でケージを車外におろし、外気を吸わせると安心したのか鳴かなくなりました。
ついさっき、カリカリと猫缶以外与えるなといわれましたが、鳴き続ける猫を見るのは忍びなかったです。
3時間後、無事に自宅へ到着し、猫との新しい生活が始まりました。